家のベランダから小学校までの道のりが見えました。
しっかり者の前をみながらずんずん進む上の子。
ふらふらしながら、時々しゃがみ込んでは地面をみては寄り道している、下の子。
間に合うのかしらとはらはらしながらベランダからのぞく私。
もっと昔の記憶も蘇ります。
小さなベランダで小さなプールを出して、水とお湯を台所から汲んで往復しながらプールにいれて、水遊びをして楽しそうな子供たち。
入学式の日にはランドセルを背負った姿を写真に撮りました。
時にはミニトマトやシソなど植えて家庭菜園になったり、球根から植えてチューリップでいっぱいになったことも。
まだ小さかったころの赤ちゃんを抱え、まだかな、まだかなと、帰ってくる夫をベランダからのぞきこんで待っていた夜。

そんな何気ない時間ですが、今は遠い昔のような大切な小春日和のようなやさしい家族との時間。
かけがえのない、でも決して戻ることはできない刻まれた時間の記憶です。
ーなぎ

