終の棲家だと思っていた家がありました。
家族で相談しながら建てた、自然な木の香りのする注文住宅です。
吹き抜けのリビングの上には天窓があり、青い空が見え、雲が流れていきました。
やわらかな日差しが差し込み、さわやかな風も窓を通して、抜けていきます。
寝転んでその窓から空を眺める時間が好きでした。
将来、もし人生の終わりが来るときは、、、
その空を見ながら迎えられたらいいなと思ったこともあります。
でも人生は思った通りにはいかず、その家を手放すことになりました。
(その話は波乱の章でいずれ、追々お話しできたらと思います)
今、思い出すのは、雨が降り始めると慌てて天窓を閉めに行ったこと。
そんな小さな出来事も、大切な家で過ごした日常の一部でした。
天窓から見た空と、家族と過ごした想い出とともにそっと残しておきます。
ーなぎ

